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about CorDial/12
CorDial/12(コーディアルドゥーズ)は、ケにもハレにも色彩を取り入れて
装うことを楽しむスカーフブランドです
私たちが紡ぐ一枚の布が、ハイアンドローな日常を優雅に乗りこなす一助となりますように
「内なる自然を感じる」
福井県勝山市にある店舗は、1986年に磯崎新氏が設計した住宅を改修したコンクリート建築。スカーフブランド[CorDial/12]をはじめ、国内外のセレクトアイテム+小さいカフェがお楽しみいただけます。黄金比でつくられた店内には、刻一刻と表情を変えながら光が射し込み、コンクリートの内側ながらに自然の状態を保つ空間。その独特の雰囲気は人をニュートラルな気持ちに導いてくれ、ものと自分の距離を測るのに至適です。きっと今あったらいいものと出会えることでしょう。
「天と地のあいだ」
強くしなやかなショップにするため、磯崎建築の持つ強い形式性(1050mmグリッドや天井ドーム)を下敷きに、やわらかい可変性(マルチファンクションテーブルや丸環)を重ねています。ドーム=天、テーブル什器=地と捉え、季節やシーンにあわせて見せ方を変えながら商品を展示。その様はまるで移り変わる雲のようでもあり、この建築を舞台に展開する物語を想起させます。/設計:清水 俊貴(福井工業大学)+山田 寛(LoHA)/家具製作:UNiR FURNiTURE /施工:水上建設(株)
「水が作る景色」
勝山市は福井県北東部に位置する、日本有数の豪雪地帯。厳しくも美しい自然に溢れた場所です。この豊かな自然が、勝山を織物の産地として育てました。戦前は羽二重と呼ばれる絹織物、戦後は人絹と呼ばれる化繊物。どちらも雪国ならではの湿潤な気候、潤沢な水がなくては作れません。昔に比べて随分と少なくなりましたが、現在も続いている繊維会社はどこも歴史ある工場ばかり。新しい試みを重ねながら、クラフトマンシップが息づく物づくりで産地の一端を担っています。