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Masayo KasakawaCorDial/12 director

[CorDial/12](コーディアルドゥーズ)を立ち上げたのは、機能的でシンプルなスタイリングになりがちな世情のなかで、色彩とプリント柄で装うことを愉しめたら、という思いつきからでした。

忙しい毎日、どうしても装いは後回しになりがちですが、普段着の積み重ねが人生になるわけですし、スカーフという布一枚をさっとまとって「ちょっといい感じになった私」を日々積んでいけたら、振り返った時の景色が違うんじゃないかなと。

[CorDial/12]は繊維工場 (株)カサ川のファクトリーブランドで、スカーフに使われているポリエステル生地は自社生産しています。ポリエステルというと、プラスのイメージを持たれにくいのですが、120年以上、百貨店向け婦人服の生地製造を手がけてきた知見をここぞとばかりにつぎ込み、糸選びから加工、織布まで試作を重ねて、しなやかで張りがあり、肌触りの良い生地を開発しました。

深い色あいで発色しているのも特徴のひとつ。多層なデザインや繊細なグラデーションを両面プリントで生地にのせ、溢れんばかりの色に満ちたスカーフです。

直営店のnimbus(ニンバス)で、試着されたお客様のお顔がパッと華やぐのを拝見するにつけ、色彩の力の大きさを感じています。デザインも独創性が高く、他にはないものばかりなので、ぜひご高覧ください。

[CorDial/12]スカーフが、気持ちが上向くきっかけに、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。

Aska UragamiTap dancer / Model

スカーフというとゴージャスなイメージがあって、これまでなかなか手にとる機会がありませんでしたが、[CorDial/12]のスカーフは、うっとりするような鮮やかさで、デザインもユニーク。普段のスタイリングに取り入れやすいところが気に入っています。

スカーフを使いはじめて、その用途の幅広さに驚いています。ヘアアクセにも、チャームにも、はたまた羽織り替わりにも。一枚の布が、こんなに使い回しできるとは、思いもしませんでした。

肌が弱いので、首周りに何かをつけることに抵抗があるのですが、[CorDial/12]のスカーフはなめらかな肌触りでふんわり軽いので、肌に負担なくつけることができます。肌が傷つく心配もなく、育児中のアクセサリーとしてもおすすめです。

またエイジレスなデザインで、顔まわりを手軽に華やかにしてくれるので、身近な人やお世話になっている方へのギフトにもいいなと思っています。素敵なアイテムに出会えてとても嬉しいです。

about CorDial/12

CorDial/12(コーディアルドゥーズ)は、ケにもハレにも色彩を取り入れて
装うことを楽しむスカーフブランドです

私たちが紡ぐ一枚の布が、ハイアンドローな日常を優雅に乗りこなす一助となりますように

about nimbus/real shop

「内なる自然を感じる」

福井県勝山市にある店舗は、1986年に磯崎新氏が設計した住宅を改修したコンクリート建築。スカーフブランド[CorDial/12]をはじめ、国内外のセレクトアイテム+小さいカフェがお楽しみいただけます。黄金比でつくられた店内には、刻一刻と表情を変えながら光が射し込み、コンクリートの内側ながらに自然の状態を保つ空間。その独特の雰囲気は人をニュートラルな気持ちに導いてくれ、ものと自分の距離を測るのに至適です。きっと今あったらいいものと出会えることでしょう。

about architecture

「天と地のあいだ」

強くしなやかなショップにするため、磯崎建築の持つ強い形式性(1050mmグリッドや天井ドーム)を下敷きに、やわらかい可変性(マルチファンクションテーブルや丸環)を重ねています。ドーム=天、テーブル什器=地と捉え、季節やシーンにあわせて見せ方を変えながら商品を展示。その様はまるで移り変わる雲のようでもあり、この建築を舞台に展開する物語を想起させます。/設計:清水 俊貴(福井工業大学)+山田 寛(LoHA)/家具製作:UNiR FURNiTURE /施工:水上建設(株)

about KATSUYAMA

「水が作る景色」

勝山市は福井県北東部に位置する、日本有数の豪雪地帯。厳しくも美しい自然に溢れた場所です。この豊かな自然が、勝山を織物の産地として育てました。戦前は羽二重と呼ばれる絹織物、戦後は人絹と呼ばれる化繊物。どちらも雪国ならではの湿潤な気候、潤沢な水がなくては作れません。昔に比べて随分と少なくなりましたが、現在も続いている繊維会社はどこも歴史ある工場ばかり。新しい試みを重ねながら、クラフトマンシップが息づく物づくりで産地の一端を担っています。