nimbusの名前の由来とブランドの原点

nimbusの名前の由来とブランドの原点

nimbus(ニンバス)は雪雲という意味の英語です。
ショップ名であるこの名前に辿り着いたのは、
自社のスカーフブランド「corDial/12」のコンセプトを書いていた時のこと。
私はなんで自社製品のアイテムとしてスカーフを選んだんだっけ?? 
と改めて考えた時に思い出したのは、子供の頃の原体験でした。

家族が忙しかったため、1人でいることが多かった幼少時、
山や川など、自然が作る色の濃淡を眺めて過ごすのが好きで、
それを模様のようにとらえて、絵に描いていたこと。
そして冬になると、雪雲が空を、雪が大地を、無彩色に塗り替えてしまうのが
残念だったこと。
でも、その白灰色のキャンバスを好きに塗りたくって模様をつけたら
楽しいだろうなと思っていたこと。

そして自分の家(カサ川)で作っている織物も、
白ばかりじゃなくて色柄がプリントされていたら楽しかったのに、
と少し残念に思っていたこと。
(カサ川は委託加工の請負が多かったので、
私たちが触れるテキスタイルはほとんどが白生地のままでした)

これが色柄愛好家としての私の原点で、
柄物アイテムとして汎用性の高いスカーフを偏愛したことにもつながり、
ブランドのメインアイテムに選んだのも自然なことでした
(四角い布一枚だから作るのが簡単そう、とおもったわけではなかった!)。

その振り返りの中で、
「そういえばコンクリートは雪雲色だし、この建築でカラフルなスカーフを
ディスプレイするのは、原体験とリンクするのでは!?」
という天啓を得て、見つけ出したのは気象用語としてつかわれていた
「nimbus」という単語。
それまでいろいろ理屈をこねて店名候補を出しつつもはまらなかったピースが、
パチッとはまった瞬間でした。